生きることにおける理論と実践

日常生活が下手すぎる人間が、いろんなコンテンツを摂取しながら、生きることについて考えては実践し、実践しては考えるブログ。迷いながらも少しずつ進めたらいいね。

『オーシャンズ8』300字レビュー(『「百合映画」完全ガイド』未収録原稿)[noteからの移行記事]

※こちらの記事は、noteからはてなブログに記事を統合する作業の一環で、2020年6月27日 11:11に執筆したnote記事を移行してきたものです。

 

本日2020年6月27日、私も執筆者の一人として参加している、星海社新書『「百合映画」完全ガイド』が発売されます!
300本超の百合映画を紹介・レビューしている本ですが、盛り込めなかった作品もまだまだあります。

ここではその中から、校了に間に合わず本誌掲載が叶わなかった、中村香住執筆の『オーシャンズ8』の300字レビューを公開したいと思います。

 

人種も年齢もさまざまな女性が集まって、抜群のチームワークをもって大仕事を成し遂げ、さらには男性への復讐まで果たす、痛快な作品。デビーが旧知のルーを強盗計画に誘う際の「(この計画の)すべてのステップであなたが一緒だわ」「おおハニー、それ、プロポーズ?」「まだダイヤがないわ」という会話は、犯罪のパートナーとして口説いているのだろうが、レストランでのひそひそ話で距離が近いこともあり、さながら恋人に対しての口説き文句のよう。強盗を始める直前、デビーが「この世界のどこかで犯罪者を夢見る8歳の少女、彼女のためにやろう」と言うように、この映画は女性として生きることの困難さを一瞬でも吹き飛ばそうとしてくれる。
(監督:ゲイリー・ロス/2018年/アメリカ/110分)


こんな感じで、様々な書き手によるいろいろな百合映画のレビューが、作品によって多少異なる分量で掲載されています。
「こんな作品も?」という作品も掲載されていますので、玄人の方にもお楽しみいただけるのではないかと思います。
百合が好きな方も、映画が好きな方も、ぜひお手に取ってみてください。

 

www.amazon.co.jp

2020/4/15 私の人付き合いについて[noteからの移行記事]

※こちらの記事は、noteからはてなブログに記事を統合する作業の一環で、2020年4月15日 08:02に執筆したnote記事を移行してきたものです。

 

昨夜、7年以上の付き合いの、大好きな、もはや身内だと思っている友達と3時間近く電話した。
その中で大事な発見があったので、プライバシーに関わらない範囲で書き留めておく。

どうも、私の友達の作り方は独特らしい。
世間では、3人グループとか4人グループとかを作って、その中で友達と仲良くするということが結構あるようだ。
しかし私はこの「グループ単位での人付き合い」みたいなのが本当に苦手である。高校生までは仕方なくやってたけど、大人になってからはグループ付き合いみたいなのはほとんどやってこなかったと思う。

これは私の特徴だと思うのだけど、誰かとちゃんと向き合おうと思ったら、どうしてもどこかのタイミングで一対一で深く話す必要が出てくる。そして、一対一の中で深まった関係性は、他の関係性と接続させることが結構難しいことが多い。
というのも、一人一人と真剣に向き合って関係性を構築した場合、Aさんと私の間にある文脈と、Bさんと私の間にある文脈はかなり異なってくるからだ。
私は、コミュニケーションが得意ではないなりに、一対一の関係性の中での機微みたいなものはなるべく感じ取って、距離感を推し量って立ち回ろうと努めているつもりだ。しかしそれは単線的な運動であるからまだできるのであって、例えば3人グループでAさんともBさんとも共有できる独自の文脈を構築しつつ、自分と2人それぞれとの関係性や場合によっては2人同士の関係性まで同時にマネージするというのは、かなりの神業のように感じてしまう。

でも、これは、友人一人一人とあまりに個別の関係性を作り、かなり強くて深い個別の文脈を生み出しているからそう思うのかもしれない。
いや、私としてはみんなそうだろうと思っていたのだけど、どうやらそうでもないみたい…?
私は相手の性質や思考に合わせて関係性の作り方自体をかなり変えるのだけど、そしてそれが一人一人との固有の文脈を生み出しているのだと思うけど、別にそんなに人に合わせて人付き合いのやり方は変えないよという人も多いのかもしれない。これはどちらがいいという話ではなくて、単なる違いである。

あと、どうも私には、「うわべだけで話す人のうわべを突破する」力があるらしい。
そう言われてみると、確かに、私が本当の意味で人と仲良くなる時は、いつもどこかのタイミングで「うわべを突破」している気がする。
私が非常に親しくなる相手というのは、大抵、本当は思っていること考えていることがかなりきちんとあるが、普段の社会生活ではそれをなかなか発さない人だ。
発さない理由は色々あろうが、まず、人間に対する基本的信頼感をどこかに置いてきてしまった人が多い。そこまで言わずとも、自分が本当に思っていることを言ってしまうと面倒くさいことになるからとか、変に本音でしゃべって理解されなくて傷つくぐらいならうわべだけで話そうみたいな人もいる。しかもそれは大抵経験則に基づいているので、この認知を変えるのは至難の業だ。というか無理。
だけどなぜか私は、こういう人たちのうわべ部分を突破して、もう少し自由にしゃべってもらえるようになることが多い。なんでだろうなと。一つには、自分自身が結構最初から深めのレベルの思考をさらけ出してしまうからなのかなあ。自己開示の返報性的な?
まあでもあとは、相手に対する理解を一つ一つ積み上げて逐一言語化して確認を取る、ということをしているからかもしれない。
具体的には、一回ごとの会話の中で、相手の考え方がわかるようなヒントになるフレーズを見つけて、それをブロックとして切り出して自分の中にストックしておく。会話を重ねるごとに、ブロックを増やして少しずつ積み上げていく。そのブロックを自分なりに構造化することで、相手の考え方の全容に少しずつ迫ることができる。あとはそれを時々言葉にして相手に伝えて、微修正する。
こういうことをしていると、相手も「この人は私の考え方をある程度理解したうえで付き合ってくれているのだ」と思えるので、少しは安心材料になって自分のことを話しやすくなるのかもしれない。

それから、基本的に人に会うことがコストになりやすい人とばかり仲良くしているので、会う頻度とかはかなりバグっている。この友人とも年によるが、半年に一回ぐらいしか会わなかった年もある(個人的には3ヶ月に一回ぐらいは会いたいけどw)。連絡頻度もかなり低いと思う。これはLINEを返すのに心理的ハードルを感じる友人が多いため。
でも、いつだったかこの友人が「連絡を取らなくても友達でいられるんだとレロさんとの付き合いを通して知った」みたいなことを言ってくれた。(正確には「友達は連絡を取らなくていいんだ」だった気がするけど、この言い方は語弊がありそうなので言い換えたw)
それで、そういう関係性もあっていいよなと改めて強く思った。別に毎日LINEするだけが友達じゃないはず。そんなに会わないけど、たまに会った時にものすごくたくさん、かなり重たくて深い話をする相手というのも、立派な「友達」だろう。断続的に見えるかもしれないけど、ちゃんと関係性は継続しているのだ。

他にも大事な関係性が多方面にいろいろあるけど、私がまず一番に大切にしたいのはこういう友人との関係性だなと改めて思った昨夜でした。

2020/4/14 誕生日を迎えた[noteからの移行記事]

※こちらの記事は、noteからはてなブログに記事を統合する作業の一環で、2020年4月14日 09:46に執筆したnote記事を移行してきたものです。

 

f:id:rero70:20211113062449j:plain

 

私レロは、今日、2020年4月14日に、29歳の誕生日を迎えた。

正直なところ、こんな状況で誕生日を迎えることになるとは、3ヶ月前、いや2ヶ月前にも予想できていなかったと思う。
ディズニーホテル(東京ディズニーランド/シーではなく、ホテル!)が全館休館になるということに至っては、1ヶ月前でさえも予測できていなかった。

今年は、自分のごく親しい友人を集めて、東京ディズニーランドホテルの私の行きつけのレストラン「カンナ」の個室で誕生日会をする予定だった。それはもう、11月から予約して、たいそう楽しみにしていた。お世話になっているカンナのマネージャーの松井さんにも居てもらう予定だった。
しかし、東京ディズニーランドホテル自体が休館になってしまったため、この誕生日会は泡と消えた。(同じ日程でオンラインで何かしたいね、とは言ってはいるけども…)

いやあ、東京ディズニーリゾートも閉まっていて、サンリオピューロランドも閉まっていて、なんなら@ほぉ〜むカフェも閉まっている誕生日なんて、誰が想像しただろうか。
しかもこの3施設、再開日が明示されていない。
この不透明な状況では、当然だと思う。でも、やっぱり、そんなはずはないのに「いつまでも再開しなかったらどうしよう」と漠然とした不安を抱えてしまう。

あと、私にとって地味に堪えているのが、全世界のすべてのディズニーパーク&リゾートが閉まっていることだ。
今回の事態は世界的な事態なので、逃げ場がない。
日本だけの災害などであれば、不謹慎な話かもしれないが、もう本当に辛くなったら「海外へ逃げてしまえ」ということもできる。しかし、今回はそれができない。
1月25日に上海ディズニーランドが閉まり、1月26日に香港ディズニーランドが閉まった時は、おお上海と香港は閉めるのか、まあそうか…ぐらいに思っていた。しかし、あれよあれよという間に、2月29日に東京が閉まり、3月14日にアナハイムが閉まり、3月15日にフロリダとパリが閉まり、最後の砦だったアウラニまで3月24日午後5時から閉まってしまった。
もちろん、だからといってパークを開けてくれだなんて思っていない。この事態に際してパークやリゾートを閉めるのは当然のことだし、責務だとも思う。
ただ、全世界のパーク&リゾートが同時にクローズしなければならないほどの事態なのだという事実に、どうにもどんよりとした気持ちになってしまう。

そんなわけで、今年は東京ディズニーリゾートでも、サンリオピューロランドでも、@ほぉ〜むカフェでも、誕生日のお祝いをしてもらうことができない。繰り返すけど、そんな年があるなんて予想もしていなかった。

でも、オルタナティブな方法として、4月11日には誰でも参加できるオンライン誕生日会をZoomで開いたり、誕生日前夜の昨日は友達とオンライン飲み会をしていてそのまま0時を迎えてお祝いしてもらったりした。
正直、やっぱりオンラインでいろんなことをやればやるほど、早くオフラインで、リアルの世界でみんなに会いたいという気持ちは募ってしまう。オンラインはオフラインの代替にはならないんだなあと、このコロナ禍で強く感じている。
だけど、オンラインにはもちろんオンラインの良さもあって、例えば前述のオンライン誕生日会では述べ20人ぐらいの、バラバラなクラスタの人たちがZoomに集まって、色々おしゃべりすることができた。この「バラバラ感」「カオス感」はオンラインだからこそ出せるものな気がする。というか、バラバラ感があっても場が成立するのがオンラインのいいところなのかもしれない。

ともかく、先が全然見えないけど、こんな状況だからこそ、コミュニケーションをとったり気にかけたりしてくれる友人には本当に助けられているし、感謝している。みんないつもありがとう。

来年2021年4月18日(日)には、無事にレロ会が開催できますように。
※レロ会とは、5年に一度開催される、レロを祝うという建前で人々が交流する大規模オフ会です。
レロ会公式アカウントはこちら。レロ会の情報は随時こちらのアカウントでお知らせしていくので、ご興味ある方はぜひフォローしてください!

twitter.com

2020/4/5 オンライン誕生日会やるよ[noteからの移行記事]

※こちらの記事は、noteからはてなブログに記事を統合する作業の一環で、2020年4月5日 18:03に執筆したnote記事を移行してきたものです。

 

3月から(いや正確にはもっと前からのものもある)原稿が遅れまくっていて本当にやばい。その間に何回か体調を崩したりしたので、それでまた遅れて、玉突き事故みたいになってしまっている。関係者各位には謝罪しかない。今日というか昨日も、原稿の締切があったのに、不正出血による腹痛と偏頭痛によって遅れてしまった。どうにかアップしたけど、本当に良くない。

この、原稿玉突き事故遅れまくりやばやば事件がどうにかなったら、noteに生活感のある散文を書いたりしたいなと思っていた。しかし、原稿玉突き事故遅れまくりやばやば事件はしばらく解消されそうにないので、もう本当に申し訳ないけど、ちょっとだけ、日記を書きたい。
そう思っていたら、アラサー女部の交換日記noteが始まったので、これ幸いとのっからせてもらっている。

miyayuki7とseshiappleが、最近オンラインで人と話すことが増えたと書いていた。

 

Zoom飲み会やツイキャス、LINE通話など、人を捕まえてはしゃべっている。自分が、こんなにしゃべりたい人間だったのかとびっくりする。

2020/4/5 家にいる|miyayuki7

 

もともとオンラインで話すのは好きだ。だから、コミュニケーションが劇的に変わったという感じはない。ただ、いままでそういう話を持ちかけづらかった相手でも、いまなら誘える雰囲気があって、話し相手が増えている。

2020/4/5 オンライン|seshiapple

 

外出自粛に伴い、私もオンラインでの通話やビデオチャットが増えている。
増えているが、どちらかというと、友達とのプライベートの会話よりも、会議とか研究会とかが全部リモート開催になったという点が自分の中では大きいかもしれない。
会議がリモートになると、移動が要らないので確かに身体的には楽チンではあるのだが、そのぶん下手すると休み時間が取れなくて、一日中会議がほぼ連続的に詰まってしまいかねない。この間は、15時半から会議、18時半から会議、22時半から会議で、息つく暇がなかった。
そういう意味で、リモート会議は一日に2個までにするとか、3個以上入れるなら十分休憩時間を取れるように間を空けるとか、工夫が必要かもしれない。

あと、今の点にも関係するが、オンライン通話で難しいなと思うのは、時間の区切りをつけづらいこと。
Zoom飲み会なんかは特にそう。閉店時間がないので、いつまででもダラダラと飲めてしまう。途中で離脱してもよいのだろうけど、なんとなく忍びない感じもしてしまう。
オンラインで飲み会やイベントや会議を開催する時は、終わりの時間を最初に決めるか、途中離脱してもいいという雰囲気を作ることが重要な気がする。

そういえば、明日4月6日(月)の19時から、私が所属しているNPOリコリタで、「リコリタ飲みonline」というZoom飲み会を開催する。
リコリタのことを知らない人でも、誰でも参加できる飲み会なので、よかったらぜひみなさん来てください。(来てくれると私が喜びます)

また、4月14日が私の誕生日なので、オンライン誕生日会をやろうと思っている。
日時は、今Twitterでアンケートを取っているが、かなり票が割れていて困っている。多分、4月11日(土)か、4月14日(火)当日の夜かな。
もっとも、オンライン誕生日会なんて初めてだし、内容が全然思いついていない。
みんなでケーキ買って来て同時に食べるとか? みんなでHAPPY BIRTHDAYの歌を歌うとか?(時差が生じてうまく歌えないのかな、どうなんだろう)
何かアイディアがある方は、ぜひ教えてください!(他力本願)

とりあえず、オンライン誕生日会のイメージはこんな感じ。ばつ丸に先越されました。

【身辺雑記】2020年1月26日(日) 悪友氏と会う[noteからの移行記事]

※こちらの記事は、noteからはてなブログに記事を統合する作業の一環で、2020年2月2日 19:24に執筆したnote記事を移行してきたものです。

 

この身辺雑記を書くことに決めたのは、この日があまりにいい日だったからである。
本当は、2020年1月下旬をまとめて一記事に投下しようと思ってたけど、この日の分だけで3000字近くなってしまったので、まずはこの日の分だけ投下することにする。

この日は悪友氏に名古屋で会う日だった。

私が悪友氏と呼ぶことにしてみたひつじこときゅーたという友達は、東海地方に住んでいるため、私は1〜2ヶ月に一回名古屋に足を運んでこの友達に会っている。
この人とはずっと昔、それこそ2011年頃から、趣味を通じて相互フォローにはなっていたし、時折握手会などで顔を合わせることもあったのだけど、そんなに深い交流があるわけではなかった。しかし、2016年にひょんなことから会った際に、8時間しゃべり倒し、そこからよく会ったり話したりするようになった。

なぜ・どこが「悪友」なのかを説明するのは難しい。
ただ、なんかお互い、この関係性を既存の言葉に当てはめるとすれば一番近いのは「悪友」かな?と思っている感じだ。
一番の理由は、会うとだいたいひどい話ばかりしているということかもしれない。それこそ「インターネットに書けない話」が多い。

私は前日に #さびしすぎない日常  という対談イベントに出演していた。
悪友氏もハッシュタグで実況を見たりしてくれていたようで、その限りにおいての感想を教えてくれたりなどした。

その中で、私が、「イベントの共演者が事前に『登壇者の性質からなんだか勘違いされてそう』と感じて、参加者に誤解がないようにと、この会の趣旨は『””正しい""人付き合いの方法について伝授したり諭したりする』ものではないよというツイートをしてくれたんだけど」と話したら、私が何か言うより前に「えっ、レロちゃんが”正しい”人付き合いの方法を伝授する?面白すぎない?(笑)」と笑い飛ばしてくれて、なぜかツボに入ったらしくしばらく「レロちゃんが(笑)”正しい”人付き合いの方法を(笑)伝授(笑)」と繰り返して笑い続けていた。
「あり得ない」「できるわけない」と思ったってことだろう。本当失礼な奴。しかし、笑い飛ばしてもらったことで、私はずいぶん心の安寧を得た。共演者は心配して念のために書いてくれたので善意なのはもちろんわかるのだが、「ざっと読んだ印象で勘違いされることが、ごまんとあるのだろうなとも思う」と書かれた時に、正直、いったい私のツイートや文章のどこをどう読んだらそう読めるのだろうと思ってしまって、しばらく落ち込んでいたからだ。

そのあとも、近況報告から最近のしんどいこと、スキーマ療法受けてみたいよねという話、TrySailのことなど話しているうちに、あっという間に時間は過ぎた。

15時半からしばらく、悪友氏は推しが出る舞台挨拶&映画上映に行くということで(ちなみに!悪友氏は!この日私に会うことは1ヶ月前から決まってたのに!私も好きな推しの舞台挨拶を一人で昼回も夜回も観に行ったんですけど!!「ごめんね、悪かったとは思ってる」と言いつつも、後から「そんなに悪いと思ってないごめん(笑)」って言ってきたんですけど!!!でも許す!好きだよ!!!!!)、古川ガールズのさおりんと、古川ガールズオブザーバー(?)のゆかちゃんと3人でお茶した。
古川ガールズというのは、元SKE48古川愛李さんを応援している女ヲタの総称だ。ちなみになぜか『SKE48裏ヒストリー ファン公式教本』の「SKE48頻出ヲタ用語集」にも載っている。
さおりんとは、12月に古川愛李ちゃん現場がたくさんあったので最近はよく会ってたけど、ゆかちゃんとは8年ぶりとかの再会だった。当時ゆかちゃんはSKE48加藤智子さん(卒業済)のガチヲタをしていたけど、今はつばきファクトリーや女性声優(TrySail含む)のヲタクをふわっとやっているようだった。

これまた話が尽きなかった。3人でいた時は、昔のSKE現場の懐古話が止まらず、延々と話していた。途中でさおりんが帰って、ゆかちゃんと2人になってからは、さまざまな女性声優の話、二次元コンテンツの百合の話などで盛り上がった。最終的に、アフィリアの店舗行きたいねって話になった。話の行き着く先がおかしい。

延々と話していたため、気づいたら21時ぐらいになっていて、悪友氏のヲタ活も終わる頃だったので、ゆかちゃんもTrySail好きだしってことで、私たちがお茶してるお店に悪友氏を呼んでみた。
来てくれるか心配だったけど、来てくれて、嬉しかった(単純)。
そしてまた延々と話す我々。
『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』の話から、私が久石奏(CV.雨宮天)のことが女としてすごく好きという話になり、悪友氏が「レロの好きな女ソムリエ」という異名を持つ話をしたり。本当どうでもいいな…(笑)。でも、本当に、悪友氏は私がどんな女のことを好きかをよく知っているし、悪友氏が私に薦めてくる女キャラのことは間違いなく好きになる。まあ、私も、悪友氏がどんな女を好きになりやすいかの傾向はわりとわかるから、そこはお互い様か。

いろいろ話してる中で、悪友氏との間で、
レロ「もう、ほんと嫌い」
悪友氏「嫌いなの?ふーん」
レロ「いや嫌いじゃないけど…嫌いじゃないのわかってるでしょ?」
悪友氏「うん!(ケラケラ)」
という感じの、まどっころしい茶番が発生した。この茶番の型は、私と悪友氏の間では「定番」で、その時によって言葉が変わりつつも、頻出する。
私はこの茶番がなんだか堪らなく好きで、このやりとりをするととっても安心する。なんでだろうね。お互いにお互いのことをいろいろ分かっているからこそ、前提を共有しているからこそできる茶化し合いって感じがするからかな。そこに信頼感を感じる。

でもなんかこういう茶番って、外から見てたらどう思うんだろう、なんかあんまり良くなかったかなと思って、帰りにゆかちゃんに「なんか変な茶番ばっかでごめんね」みたいなことを言ったら、「普段と全然違うレロさんが見られて面白かった!」とのことだったので、まあいいかなということにした。普段との違いを聞いてみたら、「なんかレロさんが照れてた。擬態語にすると『デレデレ』って感じ」とのこと。そうか、私は悪友氏にデレデレしてるのか。

悪友氏と別れる時、いつからか軽くハグして別れるのが恒例になったのだけど、私はハグしてからすぐ寂しくなってしまって、しばしばもう一度ハグしに行ってしまう。そうすると「はいはい、なんだよ(苦笑)」って感じで二度目のハグに付き合ってくれる。完全に呆れられてると思うけど、ありがたやっていつも思う。

この日は珍しくホテルを錦にとっていたので、栄駅で降りて、8番出口から外に出た。
夜の、人がいないグランドキャニオン広場(サンシャインサカエ地下1階)が綺麗だった。
何度名古屋に来ても、やっぱりサンシャインサカエには特別な感慨を持ってしまう。SKE48ヲタをやっていた時にはやはり「聖地」だと思っていたところがあるし、今でもその感覚は消えていない。プラス、生誕祭公演の時に寒い中グランドキャニオン広場でサイリウムと説明の紙を一緒に巻く作業とかしてたなあ、と、ヲタク時代の思い出も思い出す。

 

f:id:rero70:20211113061650j:plain

 

部屋に着いて、一日を振り返ったら、なんだかすごく幸せな気持ちになった。
会った人全員と楽しい時間を過ごせた、と思えた。
こういう日を人生の中で増やしていきたいな、そうしたらいい人生になるだろうな、と強く思った。

2019年の振り返りと2020年にやりたいこと[noteからの移行記事]

※こちらの記事は、noteからはてなブログに記事を統合する作業の一環で、2020年1月1日 22:17に執筆したnote記事を移行してきたものです。

 

みなさま、明けましておめでとうございます。レロこと中村香住です。
2019年はたいへんお世話になりました。2020年もよろしくお願いいたします!


2019年の振り返り

2019年は、2018年に経験した大きなうつ状態から徐々に回復し、さまざまな活動を行うことができました。

研究・仕事面では、共著書『私たちの「戦う姫、働く少女」』の出版に始まり、カルチュラル・タイフーン パネル報告「女はすべてを手に入れたのか?―ポストフェミニズム、新たな労働、消費者民主主義」での発表(と懇親会でのDJデビュー)、東洋大学付属牛久高等学校でのゲスト講義、共著書『ふれる社会学』出版、それに伴う刊行記念トークイベント #ふれしゃかフェス への登壇、池袋・みらい館大明ブックカフェ×ワンダーパーラーカフェ「メイドカフェの職業体験」での講義、 #ヲタフェミ研究会 立ち上げ、コンテンツ文化史学会大会 セッション報告「#承認が生み出すコンテンツ文化」での発表など、駆け抜けました。

ヲタ活面では、現場はTrySail夏川椎菜さん、Aqours諏訪ななかさんを中心に足を運びました。中でも一番心に残っているのは、11/3の夏川椎菜1stライブツアー「プロットポイント」中野追加公演で、こんなに純粋に楽しいライブはなかなかないと感じました。
LVでは、THE IDOLM@STER MILLION LIVE!少女☆歌劇 レヴュースタァライトのライブも観ることができました(2020年はスタァライトの現場に行きたい!)。
古川愛李ちゃんの名古屋での現場も、細々と通うことができて感謝です。

ディズニー関連では、カリフォルニアのアナハイムで2年に一度行われるディズニーファンの究極の祭典「D23 Expo 2019」に行けたこと、そのついでにディズニーランドリゾートに滞在し、新エリア「Star Wars: Galaxy's Edge」に足を踏み入れることができたことが、何よりもの思い出です。ミレニアム・ファルコンを操縦して自分の手でライトスピードを繰り出すの、本当に気持ち良いので、ぜひみなさん行ってみてください。
東京ディズニーシー18周年当日の知り合い全員集合的なお祭り騒ぎ&乾杯の嵐と、朝5時から開園待ちしたソアリン初日も良い思い出です。

スターバックス関連では、スターバックスリザーブスペシャルコーヒーセミナーを毎月受講し、2019年に発売されたすべてのコーヒー豆を飲むことに成功しました。
2019年の個人的ベストコーヒーは「サンドライド ウガンダ レッド チェリー」でした。ワインのような芳香さがある豆なので、サイフォンで香り高く淹れるのが一番好きです。

その他、おそらく日本初のクエスチョニングをテーマにした集まりである「クエスチョニング交流会」を名古屋で2回開いたり、『メンヘラ批評 vol.1』にダウナー系メンヘラについて寄稿したり、「本とメイドの店 気絶」という湯島にできた素敵なお店にDAYTIME気絶や藤子・F・不二雄夜話のファシリテートを通して協力させてもらったり、NPO法人秋葉原で社会貢献を行う市民の会リコリタスタッフとして、メイドのみなさんと打ち水する「うち水っ娘大集合!2019」や秋葉原の店舗同士がパラスポーツで対戦する「AKIHA-PARA」の運営に参加したり、思想/建築/デザインを架橋しながら批評活動を展開するメディア・プロジェクト「Rhetorica」から派生した謎組織「アラサー女部」で日々地下活動という名のおしゃべりをしたり、メイドカフェ評論島のみなさんに混ぜてもらってメイドがいるゲストハウス「オカエリハウス」で合宿したり、とにかく盛りだくさんの一年でした。

たくさん活動できたぶん、いささか過活動気味になってしまい、体調を崩したり倒れたりしてしまう場面もあったのは反省点です。
2020年は、できる限り週1回は家で何もしなくていい日を作るなどして、「サステイナブルな活動」を目指したい所存です。

 

2020年にやりたいこと

2020年の標語的な(?)目標については、そんなに簡単には決められなくて考えあぐねているところですので、ひとまず、具体的にやりたいことを列挙してみたいと思います。

-TrySail女ヲタ飲み会 開催(女ヲタ人脈少ないので、お知り合いいたらぜひご紹介ください…)
-ある方とメイドカフェ関連の楽しいトークイベント 開催(女子が来やすいようにしたい!)
-恋愛観・自己PRをプレゼンし合うセクマイ女子の会 開催
-名古屋で「メイドカフェノマド会」 開催
-上海ディズニーランド再訪
-査読論文書く
-メイドカフェ評論でGWコミケ(C98)出る
-レゴランドに行く
-S.E.A. (Society of Explorers and Adventurers)についての入門的な記事書く
-名古屋の楽しみ方についての記事書く
-スターバックスでのコーヒーの楽しみ方についての記事書く(コーヒーパスポート、コーヒープレスサービス、コーヒーセミナーなどについて)
-バンドリ!とRAISE A SUILENについて知る

このほか、ありがたいことにすでに決まっている・取り組んでいる仕事もありますので、無理はしすぎず、でも「楽しいこと」をどんどんみなさんと一緒にやっていけたらと思っています。
もし、私とコラボして一緒にやりたいことを思いついた方がいれば、いつでもご連絡ください!私からもみなさんにご連絡させていただくことがあるかもしれません。

2021年4月には、ついに第2回 #レロ会 (レロの30歳の誕生日を祝うという建前で人々が交流するオフ会)も開催されますので、その準備も少しずつ進めていかねばと思っています。
こちらも、手伝ってくださる方、協賛してくださる方、コラボして一緒に何かしてくださる方、アイディアなど、大募集中です。
また進捗があり次第、TwitterFacebookでもお知らせしていきます。
今のところ、2021年4月18日(日)に開催する予定(仮)ですので、よろしければぜひスケジュール帳に書き込んでおいてください。(※追記:第2回レロ会は、コロナ禍が訪れたことにより延期になりました。2021年11月現在では開催日時未定です。今後決まり次第、Twitter等で告知します)

 

感謝とライフワーク

2019年は、非常に人に恵まれた年でした。例年そうですが、去年は特にそれを強く感じました。どのコミュニティ・現場に行っても、「レロさん!」と声をかけてくださる方がいることを、本当に嬉しく、ありがたく思います。
2020年も、さまざまな人と、丁寧に関わり、それぞれ固有の関係性をじっくり構築していくことに、何よりも尽力していきたいと思います。それこそが私のライフワークであり、生きる意味です。

2019年に私と関わってくださったすべてのみなさま、本当にありがとうございました。
2020年も、またどうぞよろしくお願いいたします。

アキバギルドに行ってきました

※今回はブログ取材のため、特別に店内撮影許可を得ています。普段は撮影禁止なのでお気をつけください。

アキバギルドに行ってきました。
アキバギルドは、東京・秋葉原のメイドカジノです。 ポーカーやブラックジャックなどのトランプゲームに熱中したり色んな人と会話したり、遊び方は無限大です」とのこと。
公式ホームページ: http://akibacc.com/
Twitterhttps://twitter.com/AkibaGuild

 

f:id:rero70:20190504102945j:image
f:id:rero70:20190504103004j:image

店内に入ると、早速、カジノゲームで使う卓がたくさん配置されています。


f:id:rero70:20190504102956j:image
f:id:rero70:20190504102933j:image

今回はこちらの飲み放題システムを使わせてもらいました。

ゲームしていると喉が乾くので、お金を気にせず飲み物が飲めるのはよかったです!


f:id:rero70:20190504103014j:image
f:id:rero70:20190504102941j:image

今回は、初心者向けということで、ブラックジャックに挑戦しました。


f:id:rero70:20190504102959j:image

ブラックジャックは、簡単に言うと、出したカードの数字の合計を「21」になるべく近づけるゲームです。ただし22以上になると「バースト」と言って自動的に負けてしまいます。
21までの間で、プレイヤーとディーラーのどちらがより21に近いかを競います。

 

詳しくやっていくと実はけっこう複雑なゲームなのですが、ディーラーさんや常連のお客さんが優しく教えてくださったので、あまり経験がない私も楽しむことができました。


f:id:rero70:20190504103011j:image

これは、ディーラーが21を出して、卓にいたプレイヤー全員が綺麗に負けた時の図です。笑


f:id:rero70:20190504102953j:image

最後のほうは私もコツを掴めて、楽しくなってきました。

 

アキバギルドのみなさん、ありがとうございました!

ここでカジノゲームを覚えて、大会に出るほどにまでなる人もいるそうです。(実際、アキバギルドの中でも大会が行われているそうです)

そこまで行かずとも、気軽に本格的なカジノゲーム体験をするにはもってこいの場所なので、ぜひみなさんもアキバギルドを訪れてみてください。