生きることにおける理論と実践

日常生活が下手すぎる人間が、いろんなコンテンツを摂取しながら、生きることについて考えては実践し、実践しては考えるブログ。迷いながらも少しずつ進めたらいいね。

【身辺雑記】2020年1月26日(日) 悪友氏と会う[noteからの移行記事]

※こちらの記事は、noteからはてなブログに記事を統合する作業の一環で、2020年2月2日 19:24に執筆したnote記事を移行してきたものです。

 

この身辺雑記を書くことに決めたのは、この日があまりにいい日だったからである。
本当は、2020年1月下旬をまとめて一記事に投下しようと思ってたけど、この日の分だけで3000字近くなってしまったので、まずはこの日の分だけ投下することにする。

この日は悪友氏に名古屋で会う日だった。

私が悪友氏と呼ぶことにしてみたひつじこときゅーたという友達は、東海地方に住んでいるため、私は1〜2ヶ月に一回名古屋に足を運んでこの友達に会っている。
この人とはずっと昔、それこそ2011年頃から、趣味を通じて相互フォローにはなっていたし、時折握手会などで顔を合わせることもあったのだけど、そんなに深い交流があるわけではなかった。しかし、2016年にひょんなことから会った際に、8時間しゃべり倒し、そこからよく会ったり話したりするようになった。

なぜ・どこが「悪友」なのかを説明するのは難しい。
ただ、なんかお互い、この関係性を既存の言葉に当てはめるとすれば一番近いのは「悪友」かな?と思っている感じだ。
一番の理由は、会うとだいたいひどい話ばかりしているということかもしれない。それこそ「インターネットに書けない話」が多い。

私は前日に #さびしすぎない日常  という対談イベントに出演していた。
悪友氏もハッシュタグで実況を見たりしてくれていたようで、その限りにおいての感想を教えてくれたりなどした。

その中で、私が、「イベントの共演者が事前に『登壇者の性質からなんだか勘違いされてそう』と感じて、参加者に誤解がないようにと、この会の趣旨は『””正しい""人付き合いの方法について伝授したり諭したりする』ものではないよというツイートをしてくれたんだけど」と話したら、私が何か言うより前に「えっ、レロちゃんが”正しい”人付き合いの方法を伝授する?面白すぎない?(笑)」と笑い飛ばしてくれて、なぜかツボに入ったらしくしばらく「レロちゃんが(笑)”正しい”人付き合いの方法を(笑)伝授(笑)」と繰り返して笑い続けていた。
「あり得ない」「できるわけない」と思ったってことだろう。本当失礼な奴。しかし、笑い飛ばしてもらったことで、私はずいぶん心の安寧を得た。共演者は心配して念のために書いてくれたので善意なのはもちろんわかるのだが、「ざっと読んだ印象で勘違いされることが、ごまんとあるのだろうなとも思う」と書かれた時に、正直、いったい私のツイートや文章のどこをどう読んだらそう読めるのだろうと思ってしまって、しばらく落ち込んでいたからだ。

そのあとも、近況報告から最近のしんどいこと、スキーマ療法受けてみたいよねという話、TrySailのことなど話しているうちに、あっという間に時間は過ぎた。

15時半からしばらく、悪友氏は推しが出る舞台挨拶&映画上映に行くということで(ちなみに!悪友氏は!この日私に会うことは1ヶ月前から決まってたのに!私も好きな推しの舞台挨拶を一人で昼回も夜回も観に行ったんですけど!!「ごめんね、悪かったとは思ってる」と言いつつも、後から「そんなに悪いと思ってないごめん(笑)」って言ってきたんですけど!!!でも許す!好きだよ!!!!!)、古川ガールズのさおりんと、古川ガールズオブザーバー(?)のゆかちゃんと3人でお茶した。
古川ガールズというのは、元SKE48古川愛李さんを応援している女ヲタの総称だ。ちなみになぜか『SKE48裏ヒストリー ファン公式教本』の「SKE48頻出ヲタ用語集」にも載っている。
さおりんとは、12月に古川愛李ちゃん現場がたくさんあったので最近はよく会ってたけど、ゆかちゃんとは8年ぶりとかの再会だった。当時ゆかちゃんはSKE48加藤智子さん(卒業済)のガチヲタをしていたけど、今はつばきファクトリーや女性声優(TrySail含む)のヲタクをふわっとやっているようだった。

これまた話が尽きなかった。3人でいた時は、昔のSKE現場の懐古話が止まらず、延々と話していた。途中でさおりんが帰って、ゆかちゃんと2人になってからは、さまざまな女性声優の話、二次元コンテンツの百合の話などで盛り上がった。最終的に、アフィリアの店舗行きたいねって話になった。話の行き着く先がおかしい。

延々と話していたため、気づいたら21時ぐらいになっていて、悪友氏のヲタ活も終わる頃だったので、ゆかちゃんもTrySail好きだしってことで、私たちがお茶してるお店に悪友氏を呼んでみた。
来てくれるか心配だったけど、来てくれて、嬉しかった(単純)。
そしてまた延々と話す我々。
『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』の話から、私が久石奏(CV.雨宮天)のことが女としてすごく好きという話になり、悪友氏が「レロの好きな女ソムリエ」という異名を持つ話をしたり。本当どうでもいいな…(笑)。でも、本当に、悪友氏は私がどんな女のことを好きかをよく知っているし、悪友氏が私に薦めてくる女キャラのことは間違いなく好きになる。まあ、私も、悪友氏がどんな女を好きになりやすいかの傾向はわりとわかるから、そこはお互い様か。

いろいろ話してる中で、悪友氏との間で、
レロ「もう、ほんと嫌い」
悪友氏「嫌いなの?ふーん」
レロ「いや嫌いじゃないけど…嫌いじゃないのわかってるでしょ?」
悪友氏「うん!(ケラケラ)」
という感じの、まどっころしい茶番が発生した。この茶番の型は、私と悪友氏の間では「定番」で、その時によって言葉が変わりつつも、頻出する。
私はこの茶番がなんだか堪らなく好きで、このやりとりをするととっても安心する。なんでだろうね。お互いにお互いのことをいろいろ分かっているからこそ、前提を共有しているからこそできる茶化し合いって感じがするからかな。そこに信頼感を感じる。

でもなんかこういう茶番って、外から見てたらどう思うんだろう、なんかあんまり良くなかったかなと思って、帰りにゆかちゃんに「なんか変な茶番ばっかでごめんね」みたいなことを言ったら、「普段と全然違うレロさんが見られて面白かった!」とのことだったので、まあいいかなということにした。普段との違いを聞いてみたら、「なんかレロさんが照れてた。擬態語にすると『デレデレ』って感じ」とのこと。そうか、私は悪友氏にデレデレしてるのか。

悪友氏と別れる時、いつからか軽くハグして別れるのが恒例になったのだけど、私はハグしてからすぐ寂しくなってしまって、しばしばもう一度ハグしに行ってしまう。そうすると「はいはい、なんだよ(苦笑)」って感じで二度目のハグに付き合ってくれる。完全に呆れられてると思うけど、ありがたやっていつも思う。

この日は珍しくホテルを錦にとっていたので、栄駅で降りて、8番出口から外に出た。
夜の、人がいないグランドキャニオン広場(サンシャインサカエ地下1階)が綺麗だった。
何度名古屋に来ても、やっぱりサンシャインサカエには特別な感慨を持ってしまう。SKE48ヲタをやっていた時にはやはり「聖地」だと思っていたところがあるし、今でもその感覚は消えていない。プラス、生誕祭公演の時に寒い中グランドキャニオン広場でサイリウムと説明の紙を一緒に巻く作業とかしてたなあ、と、ヲタク時代の思い出も思い出す。

 

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部屋に着いて、一日を振り返ったら、なんだかすごく幸せな気持ちになった。
会った人全員と楽しい時間を過ごせた、と思えた。
こういう日を人生の中で増やしていきたいな、そうしたらいい人生になるだろうな、と強く思った。